仕事のつぶやき④
みなさんこんにちは!
生徒と、たまにアイスブレイクの意味も込めて
「言葉当てクイズ」
をします。
辞書を片手に、生徒がページを指定して、
そのページの言葉の意味から、
何の言葉かを当てさせるクイズです。
やると、語彙力の差に気づきます。
だいたい、語彙力の豊富な生徒は、考える力が強い。
どうやら、
「言葉が増える分だけ、世界が広がる」
という言葉は、確かなようです。
そして、
われわれ教師の説明力も、
換言力
に関わる部分がかなり大きいようです。
言葉を増やしましょう。
ヒントは、以下のふたつです。
①同じ内容や物、事柄を、別の言葉で言い直す。
②言葉の1人連想ゲーム
①は、そのままです。
例えば、「覚悟」という言葉なら、
「決意」「心構えをすること」「決心すること」「腹を決める」「腹を据(す)える」「臍(ほぞ)を固める」など、様々な表現に、意味をある程度固定したまま言い換えていくということです。
②は、ひとつの言葉に関係する知識を繋げて、世界を広げていくもの。
例えば、「一期一会」→「茶道」→「千利休」→「切腹」→「影響力」→「情報力」
といった感じでしょうか、
方向は、自分の好きな流れでいいんです。
ただ一期一会の意味を
「一生に1度限りのこと」
と意味を言えるだけよりも、
「千利休の世界観や心を込めて立てたお茶が、
秀吉の恐れる情報力・影響力に繋がったのかもしれないんだね」
と、話ができる方が、
おもしろいですよね。