ラ・イ・ブな授業!

授業準備・教材研究のヒントとなる情報を掲載します!

ミニスピーチ ネタ③

みなさんこんにちは!授業力向上委員会会長(現在の会員は私だけ(笑))橋本雅由と申します!みなさんの授業の中で「すぐにつかえるネタ」をお伝えしたいと思います!

 

本日も、「生徒のモチベーションを上げるためのトーク

 

です! 本日は、「歌詞の利用」

 

のお話です。

 

音楽のパワーは、何といってもそのメロディーにあるのはもちろんですが、時に、「その歌の歌詞」に、心を支えられ、勇気づけられ、慰められ、励まされ、背中を押されたという経験をされた方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

受験前の生徒に、歌詞を引用したメッセージはとてもおすすめですよ。

 

今日は、槇原敬之さんの『ムゲンノカナタヘ~To infinity and beyond~』をご紹介します。

 

望みがかなうその日が

必ず来るとは限らない

そんな思いに足を取られ

動けない君をよそに

うちの犬は飽くなき

挑戦の末変えたばかりの

前より高くした柵を

飛び越えてやってきた

 

越えられることだけ信じてるから

越えられるまであきらめないんだろう

 

「神様ありがとう!」って

思わず言ってしまうほど

望みが叶った時の事を

強く思い描いたら

その日が必ず来ると

信じ続ける君の

目の前に現れるのさ

ムゲンノカナタヘ続く道

 

ほんとに素敵な歌詞です。力をもらえる。

 

勉強をしていると、ダメだって思う瞬間がたくさんある。

でも、

ダメだったことなんて関係ない。

今までの失敗なんて関係ない。

その失敗も、目標に向けてチャレンジし続けた証だと思えばいい。

見ている場所はうまくいった自分がいる場所。

自分の目の前にその場所への道が開けるまで、

 

越えられることだけ信じていこう。

 

そう。この歌詞の素敵なところは、

槇原さんにとって身近なワンちゃんの日常の姿。そのちょっとしたことから得たインスピレーションを、エールとして我々に発信してくれているところ。

 

わたしは、2017年の全国模擬授業大会に、英語の教師として出場しました。前年に国語で日本一になったことで、国語の教師としての出場ができなくなったからです。英語でもチャンピオンをと思いたくさんの準備をして再度臨んだ大会でしたが、残念ながら教科2位で私の挑戦の幕は閉じました。

 

その準備の中で、わたしは、このフレーズを授業の中の一言に選びたい、自分の英語の授業の中で大切な言葉として使いたいと思い、私の会社のグループ会社である英会話教室に務めるセドリックに、このフレーズを英語で言ったらどのような言葉になるかを教えてもらいました。

 

I'll never give up because of the overwhelming belief I have within myself.

 

このほかの言い回しも数パターン教えてもらいましたが、私は今も、このフレーズを大切にしています。

 

迷いや不安を抱えている生徒に、それまでの努力が大事だ、強い心で課題に向かっていく姿勢が大事だということを伝えるために、こんな素敵な言葉の力を借りてみてはいかがでしょうか?

 

↑このアルバムの中に、『ムゲンノカナタヘ~To infinity and beyond~』が収録されています!