ラ・イ・ブな授業!

授業準備・教材研究のヒントとなる情報を掲載します!

聞いてください①

みなさんこんにちは!授業力向上委員会会長(現在の会員は私だけ(笑))橋本雅由と申します!みなさんの授業の中で「すぐにつかえるネタ」をお伝えしたいと思います!というか、、、本日はネタというよりも、どちらかというと、

「私の話を聞いてください!」という感じです。。。

時間と興味のある方はどうぞお付き合いください。

 

本日は、「生徒にした話」をご紹介。

 

「やんちゃな生徒を叱った話」

 

です。

 

私の見ている生徒に、

 

「学校の先生は、

 俺を正しく見てくれていない」

と、常に不満を持っている生徒がいます。

 

その子が、ある日、

面白そうに話すんです。

 

職場体験のときに、受け入れ先の人の前で少し

調子ふざけたら怒られたって。

 

面白そうに話すんです。

 

私は、残念でなりませんでした。

 

いつも、彼の内には、

大人への不満

がこもっているんです。

 

それだけじゃない。

 

その不満は、

「すべて周りのせい」

という考え方につながります。

無意識につながりやすくなるんですね。

 

みなさんなら、このような生徒がいたら、

どのように対応しますか?

 

学習塾は勉強を教えて成績を上げる

ところだからと放っておきますか?

 

小さなことだと見過ごしますか?

 

私は、

「君は自分のしたことが、自分だけのことじゃ

無くなるということを考えたことがあるかい?」

 

というような話をしました。

 

「自分はもう、様々なコミュニティーの中で暮らしている

だからこそ、自分の言動には、様々な人が関係してくる。

人からの目を気にしすぎる必要はないけれど、お世話になる

人の気分を害して、自分や、自分を大切にしてくれている人、

自分が信頼している友人たちまで「非常識である敵」という

目で見られることになったら、どう思う?」

 

もっと

存在自体を大事にしてやらなければいけないと感じる

生徒がたまにいます。

 

自分をうまく表現できない生徒です。

言われたことと反対のことをしたり、

ちゃかして相手をわざとおこらせたり。

 

どんな話をすることが正解なのか。

それは長く先生と呼ばれていても、

正直、分かりません。

それでも、その子には、良いところや、

頑張っている時がたくさんある。

そのことを胸に抱きながら、

心を込めて言葉をかけてやる。

 

その子にとっては

「だから何?」

というほどのことかもしれません。

 

でも、伝わると信じて、

「おかげさま」という気持ちを持って前向きに頑張る生徒

を育てたい。

 

そう思うんです。