採点の仕事
みなさんこんにちは!授業力向上委員会会長(現在の会員は私だけ(笑))橋本雅由と申します!みなさんの授業の中で「すぐにつかえるネタ」をお伝えしたいと思います!
今日は「採点の仕事」です。
みなさんは、採点、
どのようなこだわりを持っておこなっていますか?
多くの生徒を抱えている先生方の場合は、
「なるべく労力をかけないように・・・」
と、まず考えてしまうケースも少なくないと思います。
でも、実は、生徒にとって、
「採点結果を、ただの数値で伝えないこと」
も、とても大切です。
数字はとても大事。それが客観的な学力を示すものだから。
でも、問題は、その数字になったことに、
「意味付け」
をしてやることです。
その問題は特別難しかったですか?
同じ〇でも、周りが全員✕の中の〇の価値は大きいです。
その子にとって、同じ単元の初めての〇ならなおさらです。
また、〇までたどり着けてなくても、
その途中過程を承認したり、次に向けてのアドバイスを
一言添えるだけでも、その採点の生徒にとっての
意味は大きく変わります。
伝わり方が変わります。
全ての問題について出なくていいんです。
何か一つでもいいんです。
「ここ、がんばったな。」
「この問題について、全員に何か一言。」
その一つ一つが、生徒の解答への
心の込め方を変えていきます。
ひと手間を大切に。採点の仕事ひとつとってみても、
生徒との信頼関係の構築や、
生徒がその教科を好きになるきっかけを作ることが
できるはずです。