ラ・イ・ブな授業!

授業準備・教材研究のヒントとなる情報を掲載します!

ひとかけらのきっかけ

みなさんこんにちは!授業力向上委員会会長(現在の会員は私だけ(笑))橋本雅由と申します!みなさんの授業の中で「すぐにつかえるネタ」をお伝えしたいと思います!

今日は「ひとかけらのきっかけ」です。

 

突然ですが、子供たち、

「古文」

苦手が子が多いです。

 

そんな子たちにこそ、

「ひとかけらのきっかけ」

を与えてあげてください。

 

たとえば、

「そのこと、許されぬ。」

 

これが正しく訳せるか、そうでないかは

大きな違いです。

 

苦手な子の多くは、

「古文の助動詞の意味」

があいまいです。

 

「ぬ」は「完了」なので、「~た」と訳すのが基本。

 

それを教えるだけで大きな違いになります。

 

ついでに、

「名も知らぬ人」

 

のように、打消しの助動詞「ず」の連体形

「ぬ」も一緒に見せるとなお良いです。

 

古文を一緒に読みながらあらすじをつかむ前の、

「ひとかけらのきっかけ」の共有を、

様々なキーワードをもとに行うことから、

授業を組み立ててみてはいかがでしょうか。

 

きっと、生徒の聞く構えが変わってくるはずです。