教師の生徒対応のヒント①
みなさんこんにちは!授業力向上委員会会長ハッシーこと、橋本雅由です。本日はちょっと話がそれて、生徒対応のネタになることを書きます。
これからも、
「すぐに使える!」
というネタを用意して様々な具体的経験をお伝えしていきますね。
本日は、
「失敗経験から自信を失った生徒にかけたい言葉」
です。
ある生徒の暗い顔、弱気な顔を元気づけたいけれどうまく言葉が見つからない先生のみなさん!生徒は十人十色・千差万別!これだ!というたった一つの必勝法などありません!
でも、だからこそ、いろいろな引き出しを持って、いろいろな言葉で生徒に働きかけてあげる必要があります。
私が、横浜市立の中高一貫校の受検に失敗したY君にかけた言葉は、
「その悔しさの大きさが、これまでの自分の頑張りの大きさの証だろ?だから、頑張った自分を大切にしてあげよう。周りから何を言われても、頑張れた自分を大切にして、プライド持って頑張ろう。あの記述に使ったテキスト、大事にとってあるんだろ?そのテキストが自分の頑張りの象徴だ。苦しいときに見て、今日の言葉を思い出して。自分の頑張りを大事にすること、それは、『自分の頑張りに胸を張り、これからも成長していけることを確信して、前を向いて歩み続けること』だよ。」
でした。
彼は、受検に失敗した後、周りの友達から、「なんでうけたの?」とか「おまえがうかるわけないじゃん」などと言われたことを、その場では笑って対応しつつも、ずっと心に深く突き刺さった心の傷して持っていました。
そこに、上の写真にある「原稿用紙テキスト」をつかって、何度も何度も何度も何度も繰り返して書き直し、練習した経験を引合いに出し、
「具体的に頑張った経験を励ましの言葉に添える」
ということをしたわけです。
本日は具体的な経験を基に生徒の励ましを行う例をご紹介しました!