生徒のミニスピーチを指導する
みなさんこんにちは!授業力向上委員会会長(現在の会員は私だけ(笑))橋本雅由と申します!みなさんの授業の中で「すぐにつかえるネタ」をお伝えしたいと思います!
本日は、「ミニスピーチ」です。
今やアクティブラーニングという名が当たり前のように使われるようになりました。
目指すべきは、
「生徒たちの主体的な学び」
とはいえ、生徒たちには、
「主体性」でさえ、通知表の評価の軸の一つ
というのが現実。。。
授業姿勢・挙手・提出物の丁寧さ・暗唱テストのチャレンジ状況・・・
テストで100点をとれば最高評価がもらえた時代がどれだけ楽だったことか。
全く、現代の学生さんたちには頭が下がります。
しかし、同情している場合ではありません。
目の前の生徒の成績をどのように上げられるか、
そのことについてのアドバイスがとても重要です。
その一つである、
「ミニスピーチ課題」
へのアドバイスについて触れたいと思います。
さて、さっそく、アドバイスの柱ですが、
以下の3つをポイントに生徒へのアドバイスを行いましょう。
【スピーチの時のポイント】
① 聴衆に「話題」について話しかける
② 具体例と派生内容
③ 「転」を利用した「結」による落ち
たとえば、生徒たちに課せられたスピーチの課題が、
「知っていることわざを紹介する」
というものだったとします。すると、①~③は、
①「みなさんは、「猿も木から落ちる」ということわざを
しっていますか?これは、○○という意味のことわざです。」
②「この間先生に、○○の時に、「猿も木から落ちる」だなと
言われてしまいました(笑)このことわざには、他にも、
河童の川流れ、弘法にも筆の誤り、上手の手から水が漏るなど
同じ意味を表すことわざが豊富です。」
③「しかしみなさん、このことわざを目上の人に使う時には
どれを選ぶか気を付けてくださいね。いくら先生が茶色の
スーツを着ていたとしても・・・」
のような流れですね。
上手なスピーチの中には、
聴衆がクスッとなるようなユーモアや
ハッとするような内容が入っています。
話したいことをどのように広げたり、
どのような視点を付け加えたりするかという部分は、
大人である我々のほうが気付ける点が多いはず。
ですから、以上のようなポイントを意識して生徒たちに
会話の流れの簡単なコツを伝授してみてください。
きっと、わくわくした笑顔に出会えますよ!