仕事のつぶやき③
みなさんこんにちは!
今日は、長田弘さんの
「読書からはじまる」
を読みました。
オードリー・ヘップバーンの映画「マイ・フェア・レディ」を引き合いに、
「言葉が人をつくる」
という視点で、
言葉の大切さを伝えてくれています。
長田さんは、著書の中で、
「自分を表す言葉に不自由しないと感じているために、どういう言葉が自分に必要なのかということを、誰も考えなくなった。」
と記されています。
グローバル社会の名のもとに、
英語教育の重要性が叫ばれている昨今、
確かにその主張はもっともと心得つつも、
我が母国語である日本語、
先祖代々受け継がれてきた、
日本人古来の人間性
を色濃く受け継いでいる
日本語の教育
は果たして大丈夫なのかと、
時代に適応すべく新しい言語の世界に
足を踏み入れようとしつつも、
どこか後ろ髪を引かれる思いがあるのは、
私だけではないのではないでしょうか。
子供たちに、
言葉を大事にして、
自分だけの言葉を持って、
自分を豊かにしよう。
そう言い続けられる教師であれるよう、
自分自身も言葉に丁寧に触れていきたい、
そう思います。