ミニスピーチ ネタ①
みなさんこんにちは!授業力向上委員会会長(現在の会員は私だけ(笑))橋本雅由と申します!みなさんの授業の中で「すぐにつかえるネタ」をお伝えしたいと思います!
本日も、「生徒のモチベーションを上げるためのトーク」
です! 本日は、
「学習の目的を確認し、生徒の気持ちを引き締める」
というテーマでまいりましょう!
最近、ふと、こんなことを考えました。
「『スピーチが上手な人』と聞いて、なぜ日本人がぱっと浮かばないのだろう?」
こんな言い方はしないのかもしれませんが、
「ノー グッドスピーチャー ハズ ビーン イン ジャパン」
といった感じです。
英語での名演説はたくさんありますよね。政治的なものが非常に多いですが。現実世界の話でなければ、映画や小説の中に名演説はたくさん登場します。企業の新商品のプレゼンテーションなんかにも、良いものはたくさんあるのでしょう。でも、やっぱり日本人が日本語で人々の心を打つようなスピーチをしているイメージは、やはりぱっと浮かびづらいものではないでしょうか?
学校でも、塾でも、どんなに良い授業を準備していても、まずはそこにいる生徒たち自身がその授業を聞こうとしなければ意味がありませんし、そのための心構えを作る準備はとても意義深いものとなります。
だから、これからはこのブログという場を使って、私が様々な場面で活用してきた話や、これから出会う話をご紹介し、みなさんがこれから生徒たちに行うスピーチの参考にしていただきたいと思っているというわけです。
本日ご紹介するのは、ある大学教授の授業のお話。
引用は
こちら。
著者である ひすいこたろうさん は、
『名言セラピー』や『あした死ぬかもよ?』などの名著を出されているかたですが、
彼の著書に載せられる言葉の力は
本当にすごい!
と思います。様々なシチュエーションに合わせて引用すると、話がとても奥深いものになります。
さて、話はどのようなものかというと、ある大学教授が授業中に大きな壺を取出し、中に石を詰めていきます。そして、生徒に、
「この壺はもう満杯か?」
と尋ねるんです。それに対して、生徒は「はい」と答えるのですが、教授は「本当に?」と言いながら、今度はバケツ一杯の砂利を取出し、その壺の中に流し込みます。次に、砂。最後には水でその壺を満たすんです。そして、
「僕が何を言いたいか、わかるか?」と。
その問いかけに対し、生徒は「どんだけ忙しくても、スケジュールは詰め込める」という返答をしますが、的を射ず。教授は言います、
「重要なことは、先に大きな石を入れないと、それが入る余地は、そのあと二度となくなるということなんだ」
この話の中で、教授はその石を、たとえば志や愛する人、自分の夢であると解説します。
みなさんなら、この石を、目の前の生徒の何に置き換えて話してやりますか?
この本は文庫本ですが、スピーチを深めるための材料が満載です。
また別の機会にもご紹介していきますが、興味のある方は是非お手にとってごらんください。きっと、自分自身を勇気づけてくれる言葉にも出会えるはずです。
今日のテーマ「学習の目的を確認し、生徒の気持ちを引き締める」
について、「ある大学教授の石の話」をご紹介しましたが、
生徒たちには、
『勉強は手段であって、目的ではないんだ。目的のない勉強はつまらないが、そこに意味を見いだせるようになることが増えれば増えるほど、勉強は面白いものになる。』
そんなメッセージを伝え、上手に生徒たちの集中力を引き出してみてください!
心にズドン!と響く「運命」の言葉 (王様文庫) [ ひすいこたろう ]
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