言葉のイメージ
みなさんこんにちは!授業力向上委員会会長(現在の会員は私だけ(笑))橋本雅由と申します!本日は私の経験から大事にしていることです。本日も、先生がたの授業の参考になる「すぐに使える!」
というネタをお伝えしていきますね!
本日は、
「言葉のイメージ」
についてです。
私には息子と娘がひとりずついます。
娘がまだ小さかったころ、私に質問をしてきました。
「パパ、知ったかぶりってなに?」
私も、国語の教師の端くれですから、
できるだけかみ砕いた言葉でわかりやすく表現を
と思い、以下のように言いました。
「本当は知らないのに、知っているふりをすることだよ」
まぁ、あたりまえっちゃあたりまえですけどね(笑)
これで十分だろ、と、どや顔をしていたら、
「どういうこと~?」
えっ。伝わらない。。どうしよう。。
娘の意外なリアクションに戸惑い、どや顔が戸惑いの表情に。
「これ以上、どうやってかみ砕こう????」
そんなとき、近くにいた八つ上の息子が一言。
「あれだよ、妖怪ウォッチのウィスパーみたいな感じだよ」
その一言で、娘は、
「あ~!そっかー!」
。。。負けた。。。と思いました(笑)
同時に、言葉についてたいせつなことを痛感しました。
それは、
言葉の持つイメージ
つまり、言葉の感覚。「語感」です。
語の持つ感覚は、細かい部分ではきっと人それぞれです。
いつかの国語の教科書にも、例えば「雑煮」という言葉の持つイメージに言及されていたものがあったことを思い出します。関東と関西で、その姿が全く違うということが、ひとつの言葉から思い描くイメージをずらす。
育ってきた環境や、浴びせられてきた言葉が違えば、自分自身の中で持つその言葉への親近感や嫌悪感が人それぞれであることはごく自然なこと。
つまり、
当たり前に通ずる言葉は、あたりまえに存在するわけではない。
ということになるんですね。
しかし、逆に、
イメージが共有できた時の言葉の持つパワーは
「ハンパない」
わけです。(笑)サッカーの大迫選手、知っている人と知らない人では、この一言ですら、イメージの伝わり方が違っているはずです。
娘には、知っていても知らないふりという言葉だけでは、どういう状況で使われる言葉なのかが、イメージしきれなかったのかもしれません。それを、息子の一言が補った。
具体例って、大事ですよね。
だから、
ストーリーをたくさん持っていることが大切なんです。
みなさんは、どのようにストーリーを仕入れていますか??
私は、今、ドコモのdTVというアプリを携帯に入れ、
月500円で、様々なストーリーを仕入れています。
もちろん、その時の気分で見るジャンルは変わりますが、
dTVの良いところは、様々なジャンルの映像が見られるところ。映画はもちろん、アニメ、ミュージシャンのビデオクリップ、ニュースに、オリジナルのドキュメンタリー番組まで見られます。
少し前に、フィリピンの大改革を起こしたドゥテルテ大統領の行った麻薬の取り締まり方が話題になりましたが、その現状がどのようなものだったかをありありと見せられるものもありました。
私は、以前にもブログで書きましたが、『HUNTER✖HUNTER』のファンです。その選挙編までの全話をお世話になりましたし、今は『僕のヒーローアカデミア』や『メガロボクス』も大好きになりました。
海外ドラマも大好きで、『BONES』シリーズが大好きになるきっかけにもなりましたし、『ウォーキングデッド』シリーズや、『プリズンブレイク』シリーズなど、沢山の映像が見放題。
コスパ、ハンパない(笑)
『プリズンブレイク』については、もうすぐシーズン5が配信されるので、楽しみに待っているところです!
映画やアニメは、誰かがつむいだストーリーに、音や映像を載せて表現した芸術作品。その作成には、実に多くの人がかかわっていることが、あのエンドロールからわかります。
そんな映像作品だからこそ、持っている力も
ハンパない
わけです。(笑)そろそろしつこいですね。
まだ、映像配信サービスに踏み切れない方がいらっしゃったら、授業準備のために読書もいいですが、その力に触れてみてはいかがでしょうか?そこで胸に浮かんだ感覚を言葉に乗せて、生徒に伝えてみると、
それは、あなた自身を語っていることに気づくはずです。
もし、自分でそれに気づけなくても、
生徒は気づきます。そういう感性を持った人なんだって。
本当に便利な世の中になりましたね。その恩恵に預かり、
言葉の持つイメージを豊かな表現力で伝えられる教師になりましょう!!
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