国語【助詞とは】
みなさんこんにちは!授業力向上委員会会長(現在の会員は私だけ(笑))橋本雅由と申します!みなさんの授業の中で「すぐにつかえるネタ」をお伝えしたいと思います!
本日は、「助詞とは?」です。
国語の先生になりたて、
アルバイトで講師をしているけれど、
文法を教えるのが苦手、
等の先生方。
文法は、ちゃんと教えられると、
生徒の笑顔はとても作りやすいんです。
なぜか。
①例文を作りやすい。
②普段使っている言葉とイメージが結びつきやすい。
今日は、
「先生、助詞って何??」
こんな質問を受けた時に、絶対に押さえておきたい
説明のポイントをまとめておきます。
まず、「助詞」は、
【単語の性質】
①単語であること。(日本語の最小単位)
②その中でも、付属語であること。(単独で文節がつくれない。すなわち、自立語にくっついて使われる。)
③活用しないこと。(文中で形が変わらない)
【働き】
①付いた語と、その他の語の関係づくりをする。(関係助詞)
②意味を付け加える(添加助詞)
【助詞の種類】
4種類ある。
①格助詞(主に体言(名詞)に付く。主語や修飾語、並立の関係などをつくる)
②接続助詞(主に用言(動詞・形容詞・形容動詞)に付く。文と文や言葉と言葉を接続し、順接(因果関係)や逆説、補助の関係などをつくる)
③副助詞(意味を添える)
④終助詞(文末について意味を添える)
助詞の種類の説明については、少し時間をかけての説明が必要ですね。
質問対応について、すべての説明には、時間がある場合や、
次に話せるタイミングがある場合で扱いたいところです。
しかし、
品詞の説明をするときに、皆さんに意識して
いただきたいことは、
「その品詞の単語全体の中での位置づけ」
これを、きちんと生徒に意識させること。
「その品詞の働き」
これも、きちんと生徒に意識させることです。
生徒が、
「なるほど~、そういう言葉なのね」
という感覚を持てるように、丁寧に説明することが大切です。
まずは、上記の「助詞の基本性質」
をスムーズに、自分なりに
「こういう言葉や例で説明したらわかりやすいな」
というものを考えながら、
生徒に説明することを楽しんでくださいね。